社内表彰式を成功させる台本とは?例文もご紹介

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社内表彰式を成功させる台本とは?例文もご紹介

社内表彰式を成功させる台本とは?例文もご紹介

社内表彰式を成功させるために欠かせないもののうちの一つに台本が挙げられることはご存じですか?「台本なんてあってもなくても変わらない」「例文だけ抜き取っておけば大丈夫」…そう思っている方もいるかもしれませんが、社内表彰式を成功に導くには台本をしっかりと作っておく必要があります。 この記事では、なぜ台本が必要なのかという点をご紹介しつつ、台本の作成手順や掲載する例文などをご紹介します。

なぜ台本が必要か

表彰盾

正しく進行ができなくなる可能性がある

社内表彰式を開催するにあたり、起こり得る最悪のケースのうちの一つに「正しく進行ができない」というものがあります。正しく進行できないと、表彰者の満足度やモチベーションにも影響する上に、本当に最悪の場合は進行がままならずに途中で中断することにもあり得ます。さらに進行周りにトラブルがあると参加者や表彰者のモチベーションも下がってしまい、権威のある式典がいわゆる"ネタ"にされるような式典になってしまう恐れもあります。

準備が漏れてしまう可能性がある

台本を作るということは、当日の進行の具体的な流れや人物の動きを想定するということにも繋がります。意外と、台本を作成する中で「ここで音楽を流したほうが盛り上がりそう」「ここで証書を渡す人がいないといけないのに誰にもお願いしていなかった」「ここでマイクが必要なのに会場に発注していなかった」など細かいポイントに気が付くことも多いので、イベントに慣れていない方ほど作成しておいた方が良いでしょう。

時間管理がおろそかになる可能性がある

台本には所要時間を落としこんで作成するのが一般的です。時間を入れ込むことによって、当日の所要時間もおおむね予想することができるため、前後のコンテンツの時間管理にも活かすことが可能です。さらに、当日も予定時間に対して遅れているのかどうかの判断がつきやすくなるため、早い段階で対策を取りやすくなります。

台本のデータを作る手順

台本サンプル

Wordなどお好みのアプリでベースを作成する

最初に、入れ込む必要のある項目の入力欄を作成しておきましょう。
このときに適宜文字の大きさを調整して、ナレーションの部分ができるだけ広くなり、かつ他の列の文字も潰れないようにするのがポイントです。
それぞれの列にどんなことを入力するのかは、上の画像を参考にしてみてください。

「シーン」の列に場面を入れ込む

「司会挨拶」「代表取締役あいさつ」「〇〇賞表彰」など、場面を入力していきます。
この時、一つの場面が長くなりすぎると画面の切り替えタイミングなどがわかりづらくなる可能性があるため、必要以上に一つの場面を長くしないようにしましょう。

「ナレーション」の列に読み上げる文章を入れ込む

この列に実際に読み上げる文章を入れ込んでいくのですが、以下のポイントに注意しましょう。

  • 誰が読み上げるのかわかる状態にしておく
  • 読み手がスムーズに読みあげられるように、改行はできる文節の部分で行うようにする
  • 登壇者などの名前を読み上げる場合は、読み間違いが無いようにふりがな表記もしておく
  • 登壇者のスタンバイのタイミングなども入れ込んでおく
  • 入力後、自分で読み上げてみて見づらい箇所が無いかチェックする

「LAP」の列を入力する

この列には、場面の所要時間記載します。このとき、ナレーションの部分を実際に自分で読んでみて時間を計測すると、実際の所要時間とのずれが防止できるのでオススメです。また、普段音読に慣れていない人は早く読む傾向があるため、意識的にゆっくりと読みましょう。

「時間」の列を入力する

この列には、その場面の開始時間を入力します。

「画面」の列に画像を挿入する

「画面」の列には、参加者に見せるスライドの画面や動画の画面を入れ込みましょう。
これを入れ込んでおくことで、画面とアナウンスやBGMのタイミングのずれを防ぐことができます。

「BGM」の列を入力する

会場で流すBGMがあればこちらに入れ込みます。そのとき、BGMを止めるタイミングや流し方や止め方(フェードイン、フェードアウトなど)も記載しておくと、音響担当者に指示が伝わりやすくなります。

全体の流れを確認する

全ての列の入力を終えたら、最後に自分でよく読んでみましょう。
台本の場面を自分でイメージしながら、人の動き、使う備品などを考えながら読み進めると不足している備品などに気が付きやすくなるでしょう。

台本を印刷する際の注意点

A4冊子程度の大きさで印刷しよう

パソコンから製本印刷すると、標準の設定ではA5冊子の設定になっていることもしばしば。
しかしこのサイズだと文字が小さくなってしまい、あまり実用的ではありません。A4冊子程度の大きさがベターです。

カラーで印刷しよう

モノクロで印刷してしまうと、画面欄の画像が不明瞭になってしまう事や、台本の作成者が注意してほしいという意図で赤字入力していてところがわからなくなってしまう事があります。
台本を印刷するときは、特別な理由がなければカラーでの印刷がオススメです。

余分に印刷しておこう

当日、いざ台本が必要な場面で足りない・無くした、などのトラブルに見舞われた時の為にも数冊は余分に印刷しておきましょう。

MC用は製本せずにホチキス止めもオススメ

MCは、大抵マイクスタンドの前に立ってアナウンスを行うため、台本を常に置いておける場所がなく、ページがめくりづらくなってしまう可能性があります。
MC用で印刷する台本に関しては、片面印刷で左上をホチキス止めするなどがオススメです。このようにしておきバインダーも併用すれば、スマートに読み進めることができるでしょう。
この点に関しては好みもあるかもしれませんので、ヒアリングの機会があればMCの方の好みに合わせて印刷してもいいかもしれません。

台本の例文

開会前のアナウンス

このあと〇時より、〇〇〇を始めさせていただきます。
開始時間までに各自席にご着席いただきますよう、お願いいたします。

開会直前のアナウンス

間もなく、〇〇〇を始めさせていただきます。皆さま、ご着席ください。
スマートフォンは電源をお切り頂くか、マナーモードに設定をお願い致します。

※くりかえし
間もなく、開始いたします。
ご着席ください。

冒頭のあいさつ

みなさま、おはようございます!/こんにちは/こんばんは
本日は〇〇〇にお越しいただきありがとうございます。
わたくし、本日司会を務めさせていただきます、〇〇と申します。

本日のプログラムはご覧のとおりとなっています。終了予定時刻は〇時頃を
予定いたしております。
長時間になりますが、最後まで宜しくお願い致します。

受賞者の発表

それではこれより、〇〇〇(表彰名)の発表へと移らせていただきます。
どなたが受賞されるのか緊張しますね。

早速、発表してまいりましょう。
○○を受賞されたのはこの方です。

受賞者発表後の紹介

〇〇さん、おめでとうございます!どうぞ、ステージへお越しください。
改めまして、〇〇を受賞されたのは○○○〇(社名、部署名などの所属)、
〇〇さんです。
皆さん、大きな拍手をお送りください。

それでは表彰に移ります。
はじめに、〇〇を受賞された〇〇さん、ステージ中央へお進みください。

表彰式終了後

おめでとうございます!
皆さん、今一度大きな拍手をお願い致します。
それではお席にお戻りください。

休憩時のアナウンス

これより、〇分間の休憩となります。
お飲み物は会場出て右手にある受付カウンターに準備しています。
第二部は〇時より再開となります。
時間になりましたら、お席にお戻り下さい。

【まとめ】社内表彰式を成功させる台本のポイント

今回の記事では、社内表彰式を成功させる台本のポイントとして、台本の作成手順や押さえておきたいポイント、さらに台本の例文を記載しました。
この記事を読んでいるあなたの考えている社内表彰式が、少しでも良いものになれば幸いです。
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DATE

2024年02月13日

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