お役立ちコラム

イベント後に“仕事が円滑になった”と言わせる社内イベントとは?

社内イベントの効果はどう測っていますか?
参加率でしょうか?それともアンケートの満足度?SNSでの盛り上がりですか?
どれも指標にはなりますが、本質的に「効いた」と言えるのは、やはり「イベント後に仕事がスムーズになった」と実感されることではないでしょうか。

単なる“楽しい時間”にとどまらず、日々の業務やコミュニケーションの質に変化をもたらすイベント──
本記事では、その企画設計のヒントをご紹介します。

“仕事のしやすさ”は、関係性の質で決まる

社内で「やりやすい」「頼みやすい」と思える関係には、共通点があります。それは、“相手の人となりを知っている”という安心感。逆に、顔や声を知らない、仕事の背景を知らない相手には、どうしても遠慮や誤解が生まれがちです。

つまり、“仕事が円滑に進む”というのは、コミュニケーションが滑らかで、相互理解が進んでいる状態。その関係性を築くために、イベントが果たせる役割はとても大きいのです。

“仕事が円滑になった”と言わせる社内イベントを創るためのポイント4つ

ポイント①「部署の枠」を超える交流設計を仕込む

多くの大企業では、日常業務の範囲が部署内に閉じがちです。イベントの場でこそ、“普段会わない人”と接点を持たせることが重要です。

たとえば、
・グループワークやゲームは、所属をランダムにミックスする
・部門対抗ではなく、部門横断型の“混成チーム制”を採用する
・部署紹介ブースや社員プレゼンで、仕事の“裏側”を知る機会をつくる

偶然の交流や“異なる視点”との出会いが、「今度、この人に相談してみよう」「こういう考え方もあるのだな」という後々の行動変容に結びついていきます。

ポイント②“役職や立場”をフラットにする演出を

普段の業務では関わりにくい上司や他部門のリーダーも、イベントの場では「一人の人」として触れられるような設計が効果的です。

たとえば、
・役員や管理職が“自ら”参加するワークやコンテンツを用意する
・プロフィール紹介では“趣味・特技”など人間味を出す
・「失敗談」や「若手時代のエピソード」を話す場を設ける

立場を超えてフランクに話せた経験は、イベント後の心理的なハードルをぐっと下げてくれます。

ポイント③「相手を知る」だけで終わらせず、「相手の仕事を知る」コンテンツへ

関係構築において、雑談や共通の趣味ももちろん大切ですが、仕事上での理解を深めるには、「相手の業務や価値観」に触れる場が欠かせません。

たとえば、
・他部門の“業務あるある”を紹介するプレゼンコーナー
・「意外と知られていない我が部署の工夫」共有リレー
・お互いの業務理解を深める“社内お仕事交換会”

「なぜあの部署は、ああいう進め方をするのか?」「どんな観点で成果を測っているのか?」といった“前提の理解”があるだけで、驚くほど連携がスムーズになります。

ポイント④イベント後の“持ち帰りポイント”を明確にする

イベントで感じたことや学んだことも、日常に還元されなければ意味がありません。そのために、イベント後に“何を仕事に活かすか”を意識づける仕掛けを入れると、効果が一気に高まります。

たとえば、
・「今日出会った人の中で、仕事で連携できそうな人は?」といったワークシートの配布
・「明日からできる小さな一歩」として、行動宣言をその場で記入 → 後日社内共有
・イベント後のアンケートに「仕事にどうつながりそうか?」の設問を設ける

行動に結びつける仕掛けがあると、イベントが“楽しかった思い出”ではなく、“仕事のきっかけ”として機能します。

まとめ

「社内イベント=単なるお祭り」ではありません。むしろ、“日常の働き方”や“コミュニケーションの質”を変えるための起点として、これほど効果的な施策は他にないのです。

・他部署との距離が縮まり、連携がスムーズになる
・上司や経営層との関係性に心理的安全性が生まれる
・相互理解によって「なんで伝わらない」が減る

そんな変化を起こすイベントを、私たちは“設計”することができます。参加率や満足度では測れない「その後の仕事がうまくいく」─。そんな成果を出す社内イベントを、ぜひ一緒につくりませんか?
エス・ブイ・シーグループはイベントの企画、制作から当日の運営までをワンストップで行います。周年イベントももちろんお任せください!その際には、今回記事で紹介した内容以外にも、ご状況に合わせて様々な企画のご提案をさせていただきます。 ほかにも、社員総会や表彰式といった社内イベント、記念式典、合同企業説明会、eスポーツイベントなど、オンライン・オフラインを問わずどんなイベントでもお任せください。開催方法や内容が決まっていなくても、丸投げOKです!お客様の目的に合わせたイベントをご提案しますので、お気軽にご相談ください。エス・ブイ・シーグループはイベントを通じて感動を創造していきます!

DATE

2025年12月01日

CATEGORY

お役立ちコラム